五色の釜めしが美味しいわけ
「鰹節厚削りは花かつお節よりも旨味が強い」
五色の釜めしには福島県会津美里町のこしひかりを使用しております。
適度な粘性。甘味を感じる良質な澱粉。
そして・・・大事なふるさとだから
特別減農薬栽培で稲作をしている農家さんはすでに片手で数える程度。
とても手間がかかります。
寝ても覚めてもお米を考え愛情を注ぎ丹精込めて収穫を待つ。
大事に育てたお米は透明感のある白色、輝くツヤ、ごはんの香り、
粒を感じる食感、噛むほどに甘味を感じるなど五感を喜ばせます。
釜めしを通してお伝えしたいこと
美味しい・・・だけじゃない。
それは誰が育てているのか。どんな想いで。
抗うことのできない自然が相手。
額に汗し、時に祈りを捧げ、まるで我が子のように。
「いただきます」
その意味にはいただくことに感謝をすることが含まれる。
知ってもらいたい。
知ることで情景が浮かび美味しさと一緒に大事なひと味が加わりますように。
福島県会津美里町でショップ店長の息子エイジが育てたお米に触れ合うシーン
だから安全。風化なんてさせない
黙々と。機械音だけが建物に反響する全数放射線検査。
安全だから。美味しいから。ふるさとだから。
でも本当の根っこは生産者もその関係者もみんなみんな職人でこだわって
温かくて、なんとかしたいと思うから。
黙々と本当に一袋、一袋検査を続ける現場を視察
出汁も米も美味さを引き出す熟練の技
根昆布は前日より半日かけてじっくりと。
鰹節は少しだけ沸き立たせる。
その火加減と時間は旨味と雑味の境界線でもある。
無洗米は糠を取り除くも旨味を残すため削りすぎないよう細心の注意。
それは天候による出来年や畑による違いなどお米と会話するかのように。
米も酸化する。
空気に触れる時間をなるべく避けるために急ぎ脱気作業に入る。
私たちは、生産者から命の恵と同時に想いも受け取っている。
長い歳月をかけて育てあげた最高傑作を余すことなく引き出す使命と責任がそこにはある。
どうか、ここまでに携わったたくさんの方たちの想いが届きますように。
どうか、お召し上がりになったたくさんの方たちの一片の記憶となり
少しだけ、ほんの少しだけの支えとなれたのであればこの上ない幸せです。